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2023年度

教授 Professor

内藤 健(博士:工学)

Ken Naitoh, Dr.

学生の様子と年間スケジュールの概要

私の研究室には、 ボーイスカウトでテントの雨漏れ対策技術を習得し、卒論で実験装置の空気漏れ対策を即座に実施+新ロケットエンジン燃焼実験で地面が揺れると声を出しながら目が輝き+凝縮系核反応装置を自作+修士課程で量子流体力学の最優秀論文賞をとった博士課程の学生、修士では、昼にアッパーカットで食べ過ぎて午後に居眠りもできないほどつらくなったけど、それでも自動車用エンジン研究に熱中している人、パン屋さんでアルバイトしながらチョココロネに似た形の新ロケットエンジンの設計・実験している明るい人研究室配属前にZoom等でやりとり+私の著書(生命のエンジン)をよく読み+躁鬱の事前予知研究に没頭してい人、犬が好きで犬の大病の事前予知研究に没頭+仲間がヒトの躁鬱の事前予知をやっているので犬も躁鬱になるかどうかが気になり始め+人面犬にも興味が出てきた人、研究室が提示した「乱流遷移現象を解明する理論」に感動し、研究室配属1年以上前からMoodle・Zoom等で何度も進路や研究内容について私に相談(合計5時間程度)+お菓子に囲まれた生活+早稲田大学に来るために生まれてきたと思わせる〇〇を持つ人、配属直後の面談で「毎週しっかり研究指導して欲しい」と言ってくるほどに人生を完全燃焼+凝縮系核反応させたい人、

研究班別の打合せ日時にマスクを外した瞬間、呼吸を止めて撮影(2021年10月末)

学部4年生では、研究室配属の1年以上前から何度も私に進路について相談し、新エンジンを実用化・事業化したいので研究室配属直後に3年計画書を書いてきた人、3年生の頃は授業で私と会うのを嫌がっていたが、その後、社会を良く見たら私の言っていることが理解でき、改心して私のところにきて経済変動予測をやっている人、3年生の頃、アッパーカットで会った研究室の学生に内藤研に行きたいと言い+生命医学に強い関心があって癌に関する研究を始めた人、新航空宇宙用エンジン・数値流体力学に興味があって一生懸命で成果が出始めて学会発表することにまでなったが、まだ肩の力の抜き方がつかめきれていない人、人生を完全燃焼する方法等を獲得したくて来た硬派?な人、車庫入れ競争の関東圏学生大会3位の実績を持つほど、車が大好きで、熱い眼(まなこ)でエンジンの卒論やっている人、写真とカメラが好きなだけでなく、新エンジンにも強い関心を持ち、どんどん図面をひいている人、グライダー操縦のセミプロで、卒修論研究で新エンジンを搭載したロケットを宇宙まで飛ばしたい人、等、心優しい若者がワイワイやっています。眼を大きく見開き、背筋を真っすぐに伸ばして、世界を闊歩することを楽しみながら。

週のうちの2、3日間(10時半頃から17時頃)は研究班ごとに研究室にきて実験や相談等をして、それ以外の日は研究班ごとにネット会議等を行っています。 10時半頃から研究室にくる理由は多数あります。まず、決まった時間に研究室にくることで体調維持するためです。遅くとも、就職する半年前くらいからリズムをつくらないと就職後すぐにはできないからです。また、例えば、11時半頃に来た人は、そもそも、睡眠時間が多く必要な人か夜遅くまで寝ない人のようで、来ても直ぐにみんなで昼食で、そのあと眠くなる。昼寝から起きたら15時では、一日、何のためにわざわざきたかわからない。昼過ぎに起床して16時に研究室に来て夜中・早朝まで研究すると考えると、複数人での実験には参加できないし、先輩や先生と相談する時間もほとんどとれないし、朝と昼の食事を抜くと頭も働かなくなる。

上記の内容以外の平日は、自宅で研究等をすすめたり、先輩・後輩とで相談したりしています。(学生さんやテーマによって若干、異なりますが。)なお、4年生の年間の大雑把な流れを書いておきます。3月末に研究室配属された新メンバーとは、その直後からまず、ひとりひとり、1時間程度の面談をします。その後の進路や相談事などについてです。その後、4月前半に研究室に新たに入ったメンバーの歓迎会、研究室の夏休みはお盆前後に10日から二週間ほどとっています。(私も年をとってきたこともあって休みはとります。)夏から秋には、グランドピアノのある部屋でプロ(か、セミプロ、か、研究室メンバー)の演奏会・食事会(プロ・セミプロへの謝礼も含めて費用は全額、内藤が支払う)をやることが多かったのですが、2020年からはウイルス問題があり、アッパーカット等にときどきつれて行くことになりました。2021年度は、改良型エンジン2つの試作等々があり、ステップアップした段階に進むので、その出陣式?として、八天堂のクリームパンで小パーティーを開きました。2つの試作エンジンの燃焼実験・素粒子のエンジンの実験も順調に進んでいます。12月中には卒論・修論の概要書をほぼ書いて、研究室の冬休みはクリスマスあたりから二週間程度とっています。(私も年をとってきたこともあって休みはとります。) 1月は卒論・修論等を書いて、2月はじめに、卒論・修論発表会があり、2月半ばからは2月末までは学生さん達は休みにしています。3月半ばまでには、就職するM2と後輩との間で研究内容の引継ぎを完了させ、更に、卒業直前のM2・博士学生・私とで議論しながら4月からの1年間の年間計画をつくります。3月半ばからは、新B4とのやりとりがはじまります。4月からはM1・B4学生ともに授業が始まるので、自由な時間が多い3月中に、研究室を去るM2からM1・新B4が学ぶことは特に重要です。また、3月には、修士課程進学者(面談希望者)とは、それまでに行った研究テーマを継続するか、別の課題にも触れてみるか等、やりとりをします。実際、例えば本人の希望で、博士号取得者でも、M1から研究課題を変えた人もいます。3月後半には謝恩会・離散会があります。M1の多く(希望者)は、就職活動に入る前に学会発表をしています。就職活動の準備にもなるからです。博士課程進学を考えている人は、修士の間に複数回の発表や、査読のある学術論文執筆をすることが多いです。

後期博士課程:Doctor

小林 知嵩(D3):Tomotaka Kobayashi [JSST Best paper award 2020, JSST student presentation award 2021, Young author award of ISAROB-ISBC-SWARM2022 等]

凝縮系核反応国際講演会(ICCF, Italy)で
JAXA角田での実験に向けて出発

修士2年:M2

嘉瀬 文哉

松野 龍生

河野 彗大

谷島 理来

中川 竜輝

松村 咲音

修士1年:M1

佐藤 理久

柴崎 航一

鳥羽 雄大

富田 駿

学部4年:B4

請川 開

岡崎 可実

小島 健人

鈴木 優太

玉手 宏征

馬場 翔太郎

水野 歩人

山田 創太